研究開発と、現場でのものづくり。その両方の経験を活かして。
株式会社Nishiyamary代表の西山佳孝です。

これまで、大手食品メーカーでの研究開発・製造プロセス開発と、自ら立ち上げたBean to Barチョコレートブランド「2U chocolate」の運営という、異なる立場でものづくりに携わってきました。
研究開発で培った科学的な視点と、実際に製造・販売を行う現場で得た経験。
この両方を活かし、チョコレートをはじめとする食品製造の技術支援・コンサルティング、セミナー・講演などを通じて、ものづくりに関わる方々をサポートしています。
私が仕事で大切にしていること
技術的な正しさと、現場で実行できることの両方を考える
技術的に優れた方法であっても、実際の製造現場で実行できなければ、課題の解決にはつながりません。
設備、人員、製造量、コスト、事業規模など、現場にはさまざまな制約があります。
大手メーカーで研究開発に携わる一方、自ら小規模なチョコレート事業を運営してきたことで、理論上の正しさだけではなく、現場で実行できるかどうかまで考えることの重要性を実感してきました。
技術と現場、双方の視点から課題を整理し、それぞれの状況に合った解決策を考えることを大切にしています。
目の前の課題だけでなく、その背景まで考える
製造上の問題や品質のばらつきには、必ずしも一つの原因だけがあるとは限りません。
原材料、製造条件、工程、設備、作業方法など、複数の要因が関係していることもあります。
目に見える問題だけに対処するのではなく、なぜその問題が起きているのか、どこに改善の余地があるのかを整理する。
そうしたプロセスを通じて、表面的な対処にとどまらない改善につなげたいと考えています。
知識や経験を、相手に伝わる形にする
専門的な技術や知識も、相手に伝わり、実際に活用されて初めて価値につながります。
セミナー・講演では、専門的な内容をできるだけわかりやすく伝えること。
技術支援では、課題や改善の方向性を整理し、次の行動につなげられる形にすること。
相手の知識や状況に合わせて、伝え方や進め方を工夫することを大切にしています。

これまでの歩み
大手食品メーカーでの研究開発
京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻を修了後、大手油脂メーカーに入社。
約9年間、チョコレート用油脂をはじめとする加工油脂の研究開発に携わりました。
食品素材の特性や品質を理解し、求める性能を実現するための技術検討や製造プロセス開発に取り組んできた経験を通じて、科学的な根拠に基づいて現象を捉え、技術的な課題を整理・検討する基礎を培いました。
Bean to Barブランド「2U chocolate」の立ち上げ
2020年、Bean to Barチョコレートブランド「2U chocolate」を立ち上げました。
Bean to Barとは、カカオ豆からチョコレートになるまでの製造工程を一貫して手がけるものづくりのスタイルです。
カカオ豆の選定、焙煎、皮剥き、磨砕・精練といったチョコレートの製造工程から、商品開発、販売に至るまで、自ら手を動かしながら取り組んできました。
また、店舗運営や小規模OEM製造、セミナー、技術支援などにも活動を広げ、ものづくりを技術面だけでなく、事業運営の面からも経験しました。
Bean to Bar チョコレートの国際的な品評会である International Chocolate Awards では、2023年と2024年に Asia-Pacific 地域部門において Silver と Bronze を計3点受賞することができ、2U chocolate の Bean to Bar の品質が一定の評価を得ています。
大規模メーカーと小規模事業、それぞれの経験を現在の仕事へ
大手メーカーでの研究開発と、小規模事業者としてのものづくり。
この2つの経験を通じて、同じ製造上の課題でも、事業規模や設備、人員、求められる品質、コストなどによって、適した解決策が異なることを学びました。
現在は、こうした経験を活かし、チョコレート・食品製造に関する技術支援・コンサルティングや、知識・経験を伝えるセミナー・講演などに取り組んでいます。
※なお、2U chocolate の工房兼店舗(横浜天王町)は2026年8月に営業を一旦終了し、現在はこれまでに培った知識や経験を活かした活動を中心とした事業へと体制を変更しています。自社製造については中長期的な視点で新たな体制を検討していく予定です。
私の強み
1.研究開発で培った、科学的な視点
製品や製造工程で起きている現象を科学的に捉え、要因を整理し、改善の方向性を検討する。
研究開発の経験を通じて培った、技術的な課題に向き合うための基礎があります。
2.実際に製造・販売を行なってきた経験
自らチョコレートを製造し、商品として販売するまでを経験してきました。
製造技術だけでなく、原材料の選定、商品開発、製造量、コスト、販売など、実際に事業を運営する中で生じる課題も経験しています。
3.異なる規模のものづくりを理解していること
大規模メーカーと小規模事業では、利用できる設備や人員、資金、時間などの条件が異なります。
それぞれの特徴や制約を踏まえ、理想論だけではなく、実行可能性を意識した改善や検討を大切にしています。
4.専門的な内容を、わかりやすく伝えること
チョコレートやカカオに関するセミナー・講演を通じて、専門的な内容を幅広い対象者に伝えてきました。
技術的な議論を進める場合にも、相手の知識や目的に合わせて情報を整理し、共通認識をつくることを心がけています。

専門分野・資格・実績
- 京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻修了
- 大手油脂メーカーにて約9年間、チョコレート用油脂等の研究開発に従事
- Bean to Barブランド「2U chocolate」の立ち上げ・運営
- International Chocolate Awards 2023 Asia-Pacific Silver 1点 受賞
- International Chocolate Awards 2024 Asia-Pacific Bronze 2点 受賞
- IICCT Chocolate Taster Level 2
- 企業・学校・行政機関などでのチョコレート・カカオに関するセミナー、講演
- チョコレートメーカーや異業種の製造業に対する技術支援・コンサルティング
現在の活動
これまでの研究開発・製造現場・事業運営の経験を活かし、現在は主に以下の活動を行なっています。
セミナー・講演
チョコレートやカカオ、Bean to Bar、食品製造などをテーマに、企業研修、福利厚生イベント、学校教育、一般向け講座など、対象や目的に合わせたセミナー・講演を実施しています。
技術支援・コンサルティング
チョコレートをはじめとする食品製造について、技術課題の整理、品質向上、製造工程の改善、コストダウン、商品開発などを支援しています。
ご相談を検討されている方へ
技術的な課題や商品開発の悩みは、最初から問題や解決策が明確になっているとは限りません。
「何から検討すればよいかわからない」
「現在の進め方でよいのか、第三者の意見を聞きたい」
「専門的な内容を、社内や参加者にわかりやすく伝えたい」
そうした段階からでも、まずは状況を整理するお手伝いができればと考えています。
ご相談内容や目的に応じて、適した進め方を一緒に検討します。
